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犬との会話「赤ちゃん言葉」

犬に対して飼い主が「赤ちゃん言葉」で話しかけている事はよくあると思います。果たして、わんちゃんは赤ちゃん言葉で話しからられてをどの様に思っているのだろうか?

ある研究で、いくつかのパターンで話している声を録音して、飼い主とは関係の無い人間がそれぞれスピーカーを抱え、録音したあらゆるパターンの声を流し、犬がどの様な反応をするか40匹くらいの犬に対し実験してみたそうです。

結果は、赤ちゃん言葉で話している声が流れるスピーカーを持っている人間を一番長く見つめ、実験が終わった後もその人間に寄っていく行動が見られたそうです。

犬は赤ちゃん言葉で話しかけてくれる人に興味を示し、また、好感を持つという結果となりました。

第六感と言うのか、犬には人を理解しようとする、感覚が発達しているんですよね。驚きです!

私も、毎日愛犬に赤ちゃん言葉で話しかけています。人には見られたく無いですが(笑)。愛犬がそれを理解し好感を持ってくれてるなんて、嬉しい限りです。これからもいっぱい赤ちゃん言葉で話しかけて喜ばしてあげようと思います!

追伸:大人が赤ちゃんに話す「赤ちゃん言葉」、犬に話す「赤ちゃん言葉」は微妙に違うらしいです。無意識に赤ちゃんには言葉を覚えさせようと、発音をハッキリ、ゆっくり発するらしく、より抑揚がつくそうです。

猫は名前を聞き分ける

猫は自分の名前を聞き分けている事が上智大学心理学者齋藤慈子氏の研究で明らかになりました。

これまで、人間のジェスチャーで隠してあるエサを見つけることが出来たり、自分を見て声をかける人に餌をねだったりと、人間の動作で反応する事が明らかになっているが、言葉は聞き分け出来ないと思われていました。

今回の研究は112匹の猫を対象に、名前を呼び、耳や頭の動き、尻尾の動きなどを観察してどの様な反応をするのか実験が行われたそうです。

名前と似た発音の言葉を4種類の名詞で呼びかけたり、他の猫の名前で呼びかけるなど、いくつかの実験を行ったところ、自分の名前だけに反応を示す行為が見られ、たとえ目を合わせて無くても自分の名前に反応するそうだ。

自分の名前の音を理解して、餌が貰える事や撫でられる事などご褒美に結びつけていると考えられるそうです。

猫の能力はすごいですね!

私も以前猫を飼っていましたが、たまに、名前を呼んでも振り向いてくれない時がありました。それはただ嫌われていたのかも….(笑)

実験の結果だけを見ると、他人に自分の名前を呼ばれても、反応してすり寄っていくという事?なんか、マイペースである猫ちゃんの特徴がででますよね。

犬の進化

犬を飼われている方はよく分かると思いますが、犬が眉頭を上に上げて、まるで子犬のような可愛らしい表情をする事があります。その仕草は、犬が人間と共存していく中で人間に表情が伝わるように進化した事が研究でわかったという事です。

目の周りの筋肉が発達して眉間にシワを寄せて眉頭を上げる事が出来るようになっているらしく、これは、犬の祖先であるオオカミには無い筋肉の発達だそうです。

また、人間の行動や仕草を理解する能力はチンパンジーより優れている事が判明しているらしく、犬は私達が思っている以上に、人間を理解しているのかもしれません。

私たちも、犬が何を訴えているのか表情を見てすぐに解れば、もっともっとコミュニケーションが取れて、絆が深まるのですが、こればかりは難しいですよね。

わんちゃんが、飼い主を理解しようと一生懸命になってくれているなんて、何か胸がキュンとなります。

私も犬と過ごしておりますが、思わずじーっと見つめて、どんな反応するのか試してみましたが、尻尾とお尻フリフリで遊んでアピールをしてきました(笑)

犬の進化、感性には驚かされるばかりですね。愛犬が不安を感じ取らないよう、私生活も充実させ、ストレスの無い愛犬の時間を大切にいたいと思いました。

マイクロチップ

「犬 マイクロチップ」の画像検索結果

6月12日にペットへのマイクロチップ装着義務化が参院を賛成多数で通過し義務化されました。
飼い主の情報もチップに入力され、飼い主が安易にペットを捨てるのを防ぐ他、災害時、迷子ペットの早期発見などに役立てる為です。
マイクロチップ義務化により、人間の都合でペットが捨てられる事が減少するのは嬉しいですが、気持ちは複雑です。そこまでしないと、飼い主の都合でペットが捨てられるのなくならないのか、と残念な気持ちもあります。
神奈川県の様に殺処分ゼロを達成した地域もありますし、もっと他に方法は無かったのか?考えさせられますね。

その他、動物生体の販売可能時期の改正や動物虐待の罰則強化なども可決されました。
どれも人間の都合でペットに被害が出ている事に関しての対策で、人間の愚かさを痛感させられます。

兎に角、ペットと動物が共存できて、幸せな世の中になる事を切に願っております。動物の園グループとして何か出来る事がないのか真剣に考えてみたいと思います。

ストレスは愛犬に移る?

飼い主のストレスが愛犬にも移る事が新たな研究でわかったらしいです。

飼い主は愛犬の事を理解していると思っている方が多いと思いますが、ワンちゃんの方が飼い主を深く理解しているそうです。

何か嬉しいですよね!でも反面、飼い主が体調が悪かったりストレスが溜まっていると飼い犬はそれを感じ取り、憂鬱な(人間で言うと)気分になり、ストレスが溜まるそうです。

これは毛に含まれるコルチゾールという成分濃度でわかるらしく、ストレスが溜まっていたり体調が悪かったりするとコルチゾールの濃度が高くなるそうです。飼い主のコルチゾールが高い時は飼い犬の毛のコルチゾールの濃度も高い事が判明したそうです。

飼い主と愛犬は一心同体ですね。愛犬の体調管理は飼い主の体調管理でもあるわけです。

日頃のストレスを愛犬とリフレッシュする事を大切にしたいものです。

犬猫の世話が健康寿命を伸ばす?!

「ペットとの共生推進協議会」主催のシンポジウムが11月13日に、」東京大学の弥生講堂で開催されました。

5回目となったシンポジウムは、ペットとの暮らしと健康寿命の関係をテーマと致しました。
著書に「ピンピンコロリの法則」を持つ首都大学東京の星名誉教授が基調講演で、犬猫の世話が長生きにつながること明らかにした研究結果を報告。星教授に環境省の則久室長など3人の専門家を交えパネルディスカッションを行いました。

以前から、ペットの存在が人に癒しを与えストレス解消などに良い効果があるのでは?と言われていましたが、それを研究データとして発表されるのは恐らく始めて。ペットは飼い主に幸せを運んでくれる天使の様な存在だと改めて確信いたしました。

(文章:ペット協会「ZPK会報」より)

犬は別々の地域のオオカミから進化?

犬の起源について新たな説が浮上。
イギリスのミース州にある石器時代の遺跡「ニューグランジ」で発掘された5000年前のものと思われる犬の遺骨のDNAを分析したところ、現代の犬はユーラシア大陸の両端に生息していた別々のグループのオオカミから進化した可能性が出てきた!

オオカミのイメージ写真 オオカミのイメージ写真2

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神奈川県3年連続犬猫殺処分ゼロ!

犬イメージ画像 猫のイメージ画像

神奈川県の「動物愛護センター」に収容された犬の殺処分が3年連続でゼロを達成した事を発表しました。また、猫の殺処分も26年度で初めてゼロを達成!この結果には、職員の方々とボランティア団体との努力と信頼関係があってこその結果で、ペットの命にかかわる仕事に携わっている私どももとても感動しています。
どのようにしてこの様な素晴らしい結果につながったのか。少しご紹介させて頂きます。
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