神奈川県の「動物愛護センター」に収容された犬の殺処分が3年連続でゼロを達成した事を発表しました。また、猫の殺処分も26年度で初めてゼロを達成！この結果には、職員の方々とボランティア団体との努力と信頼関係があってこその結果で、ペットの命にかかわる仕事に携わっている私どももとても感動しています。
どのようにしてこの様な素晴らしい結果につながったのか。少しご紹介させて頂きます。
殺処分ゼロの結果につながったポイントがいくつかある様です。
①通常5日くらいの保護期間で殺処分していたがそれを長期間に延ばした。
②獣医師免許取得者をスタッフに多く入れ保護犬・猫の身体管理を徹底した。
③ボランティア団体協力の元、里親探しを大々的に行った。
他にも努力し行った事は沢山あると思いますが、この場ではこの3つを大きなポイントとします。
職員の方々の「小さな命を一つでも多く救いたい」という想い、新しい家族ができるまでの間、健康管理を徹底的に行う充実した環境、そして、家族との出会いの場を提供するだけでなくその家族の飼育環境なども確認し大切に過ごしてもらいたいというボランティア団体の情熱。さまざまな事が合致し殺処分ゼロという素晴らしい結果になったのでしょう。さらには、神奈川県行政の理解と協力も大きいと感じます。

今後、全国各地で神奈川県動物愛護センターを手本に、一つでも多くの小さな命が救われる事を心から願っております。