手元にペットの遺骨があるんだけど、専門の供養施設で供養してあげたい。というタイミングが来ると思います。ペット供養はどんな方法があるのか?知識だけでも知っておくと良いと思いますのでご紹介させて頂きます。
まず1つ目の供養方法は、「共同墓地」です。
共同墓地はその名の通り、他の子達の遺骨と共同で供養する方法です。共同墓地のカロート(遺骨をお納めする場所)に遺骨をそのまま埋葬したり、骨壷のまま安置する場合もあります。費用は埋葬費用の一度だけで永代供養となり、定期的な管理費がかからないケースが多いです。お参りも出来ますので費用を抑えたいという場合に適してると言えるでしょう。(下記写真:宮城県仙台市泉区「大観蜜寺」共同墓地)
2つ目の供養方法は「納骨堂」です。
納骨堂は個別棚が準備されており、棚に骨壷を安置して供養する方法です。棚にはお花や供物などお供えできるので、お参りの度に替えて頂くことが出来ます。その子専用のお部屋みたいな感覚ですね。費用は納骨時に納骨料、年間管理費が毎年必要となります。価格は施設により異なるので比較してお選び頂くといいでしょう。先々、共同墓地に変更する事も出来ます。(下記写真:東京都町田市「動物ねむりの里」納骨堂)
3つ目の供養方法は個別墓地です。
イメージとしては人の墓地と変わらないです。一定のスペース(区画)に墓石を建てて納骨します。墓石は様々なデザインから選べるパターンとオリジナルで製作出来るパターンがあります。中には決められた墓石しか使用出来ない場合もありますので、霊園をお選びになる時にはよく調べてた方がよろしいと思います。費用は、区画使用料、墓石制作費、年間管理費が必要なケースが多いです。(下記写真:埼玉県深谷市「悠愛の丘」個別墓地)
4つ目の供養方法は「樹林葬」です。
樹木が生い茂る土に埋葬する形です。最近では人の遺骨の供養方法としても利用者が増えている供養方法です。費用は、埋葬料、年間管理費が必要なケースが多いですが、施設により異なるので確認しておきましょう。(下記写真:茨城県笠間市「常陸国出雲大社ふくはら霊園」樹林葬)
以上、大きく分けて4つの方法がありますが、どれが良くて、どれが悪いという事は一切ありませんので、ご家族様のご要望にあった方法でご供養して頂けるとよろしいかと思います。動物の園グループでも提携施設があるますので、お困りの際はご相談ください。